前日はひどく雨が降った。
濁って流れの効いた良いタイミングだと、いつも以上にソワソワしていた。たっぷりと水を蓄えた七色ダムは想像していたよりも穏やかで、「自然には不動の美しさもあるんだな。」と助手席から流れていく大又川の景色を見逃さなかった。
緑と黄色の美しい春の山々を、ローライトが際立たせていた。多忙な日々を過ごしているわけではないが、季節が変わったことを確かに実感させられた。
水は思っていたより澄んでいて、チップがたくさん浮いている感じ。ゴミに潜んでいるバスが際を泳ぐプラグに飛びつくことを期待したが、いつも通り、そう簡単にはいかなかった。
ゴールデンウィークでみんな楽しげで良いなと最初は思っていたが、手練も東奔西走している感じがした。釣りをしていると、後ろで難解な歌が聴こえてきた。なんとも言語化できないリズムだ。
船頭の口からこれが流れてきたら、「今日は厳しい」という合図だ。
ワンドの奥の流れ込みで船頭のプロップハーブにバイトがあった。グッドプロポーションでいて、模様のくっきりとした綺麗なバスだった。
引き波を立てて追ってきたが、触れるか触れないかくらいの繊細すぎるバイトでフッキングには至らなかった。2人で「どうアワセたら良かったんだ〜?」と悔しがった。水中にひったくって行って欲しかったなー!
見えバスはちらほら見れたし、大きなバスも見た。
僕はと言うと、ゴミ溜まりで微かなバイトがあったのみ。今年もなかなかバスが遠い予感がした。
もはや楽しく釣りして、プラッギングにドキドキが合わされば完結と思ってしまっている感があるが、いい釣りさせてもらったことは間違いなかった。
最近の釣りのモチベーションは「丁寧に」です。
頑張りますので?ブラックバスさんどうぞ宜しくお願いいたします!