最近ちょこちょこ足を運ぶカレー屋さん。
「リトルフィート聴くんですね」と、会話に花が咲いた行きつけの古着屋で教えてもらったカレー屋さん。
食べに行くたびに流れている音楽はどれも好きなものばっかりだし、店内から眺めるどうってことのない借家だってキャロルキングがかかっていれば豊かな時間を過ごしていると実感するモチーフになったりする。
確かあの日はサグチキンカレーを食べてみたくて。訪れた今回はまだゆっくり音楽を聴きたいとアイスコーヒーを追加で頼んだ。
手持ち無沙汰な気分でなんとなく手に取ったグレイトフルデッド特集のレコードコレクターズと明らかにソワソワジロジロとレコードの棚を見ていたことを店主に気づかれたのだろう。
「音楽好きなんですか?」
_すみません。。良い曲ばかりかかっていているのでつい。。
「そこに好きなやつあればかけるんで言ってくださいね!」
_細野晴臣が好きなんですけど。。
「あ、確か右下くらいにありますよ。」
という感じのやりとりの後にゴソゴソと物色させてもらって、ティンパンアレーがあったことに大興奮してしまった。
仕事の関連で天文学的な金額の音響設備を体感させてもらう機会があった。皆がクラシックの音源を持ち寄る中で僕が持参したのはドアーズのモリソンホテル。笑
想像通りの嫌な緊張感があったがIndian Summerがどーうしても聴きたくって。
思い出しても未だに鳥肌が立ちそうな時間だった。
そこから音楽熱(独りで聴く専)がふつふつと再熱してきて、またいつか設備を揃えて音楽を聴きたいと思うようになった。
自分の実体験として鮮明だからか基本的にはCDが大好きでレコードにも劣らないパッケージだと思っていて、手に入らない限りは別にレコードじゃなくてもと思っている。
ただ好きすぎるがあまり、いつか設備を揃えた時にレコードでも聴いてみたい曲の筆頭がカレー屋さんで出会ったティンパンアレーのYellow Magic Carnivalなのだ!
ドキドキしながら針が落ちるのを凝視して、流れた瞬間から「うぅわぁ〜!」と恍惚な声が出てしまった。
興奮して「カレーの匂いで余計にエキゾチックですね」とキワドイ感想しか出てこなかったが、最高だった。
「家から持ってきても良いので、聴きたいやつあれば」と店主。
物置をひっくり返して久々にレコードを漁るも、出てくるのはプログレッシブばかり。。
"21世紀の精神異常者"などあの店内で流してもらう勇気も無いので、また普通にカレーを食べに行きたいと思う。笑
