JUNKYSJUNKYSの記念として手に入れたウィードレスプラグに、七色のバスが覆いかぶさるように喰いついた。
雨が強く降る日が続く中の、恵まれているとしか思えないくらいの釣り日和。
流れ込みの透明な水がゴミを押して、誰もが見過ごさないポケットをさあさあと広げていた。
大きそうな魚がすーっと出した波紋に蛍光イエローのウィードレスを焦らないように焦ってキャストした。逃げるように動かしたか、塊に上陸する間際、ガボンと体を見せたのだ。
僕のイメージする七色らしい魚体に一瞬、きれい!と思い、持ち込んだのを確認して目一杯ロッドを煽ったのだが、針が口に残ることはなかった。
興奮がようやく落ち着いたころ互いに長旅でもあったので浅瀬に船をあげ、トップボカンのマッキーさんとたくさん話し込んだ。まだ船に乗って釣りをしているかのようなプライベートな話ばかりで、とても幸せな時間だった。の、だけれども。
”頭の片隅”という言葉は、僕の根拠もない感覚だと脳みそ5パーセントくらいなのだけど、60パーセントくらい先ほどのバスが焼き付いていて、再び船に乗ったのならば戻って釣ってやる!と。これだけ楽しい釣りを最後にビッグバスで締めくくると思うと変にニヤケてしまっていた。
遥か上流にいた船とも合流し、厳しいねぇ。いや、下のゴミだまりで釣りますよ!と意気揚々だったのも束の間、、、
ゴミが全く無くなっていたのだ!
あちゃ〜と思ったのだけど、なんだか清々しい気持ちだった。
いや、でも、下顎掴みたかったなぁ〜!
